地域医療の専門家、初の単著発行:名田庄・中村伸一氏

[ 2010/06/22 ]

はてなブックマーク

福井県おおい町名田庄地区唯一の診療所所長・中村伸一氏による、『自宅で大往生~「ええ人生やった」と言うために』(中央公論新社)が出版された。

中村氏は自治医科大卒で、福井県立病院での研修後、91年名田庄村に赴任。以来、高齢化率約30%の住民約3000人を医師一人体制で診てきた。住民の約4割が、自宅で最期を迎えるという。保健医療福祉総合施設『あっとほーむいきいき館』ジェネラルマネージャーを兼任し、自治医科大学地域医療学臨床教授も務める。

中村氏は、「これまでの名田庄での経験を、自分だけのものにせず、多くの方々と共有したい」と考え、今回の発行となったという。

【もくじ】
第1章 自宅で逝くということ
(人生のゴールで;「家」をめぐること;看取りのいま・むかし)
第2章 在宅看取りを支えるために
(私が看取りにこだわるワケ;医療の限界から行政との愉快な連携へ)
第3章 地域=コミュニティーの医療を考える
(地域医療の抱える問題;医療崩壊から医療再生へのヒント)
第4章 お互い様とおかげ様―名田庄における医療危機と患者‐医師関係
(名田庄の地域医療、三つの逆風;支えるつもりが支えられ)
第5章 「先生」を看取る
(いつだって、患者さんが先生だった;もしも家逝きを決めたなら;医者泣かせの逝き語録)

[ad#l-rectangle]

関連する記事

アーカイブス

多剤耐性アシネトバクター対策を公表 日本感染症学会

日本感染症学会は2010年9月7日、多剤耐性アシネトバクターへの対策などをまとめ、ホームページで公表した。日本で多剤耐性・・・

記事全文

てんかんに誤解や偏見  専門医不足が課題

てんかん治療を専門とするてんかん科を大学病院として初めて、2010年3月に設立した東北大病院(仙台市)の中里信和教授・科・・・

記事全文

周産期・新生児医学会の緊急声明、新生児へのビタミンK投与推奨―『専門医.info』月間アクセスランキング(2010/8/01~8/31)―

『専門医.info』の2010年8月1日~2010年8月31日の月間アクセスランキングを発表いたしました。 8月は日本・・・

記事全文

出産育児一時金制度の論議 「産む側の視点を重要視すべき」 厚生労働省に論点整理案を提出 日本産科婦人科学会医療改革委員

社 会保障審議会の医療保険部会が2010年9月8日の会合で来年度以降の出産育児一時金制度について論議に当たり、医療保険部・・・

記事全文

放射線医学総合研究所 「反共感」を計測 前頭葉前部帯状回に現れる「フィードバック関連陰性電位」の脳派計測

「敗者」の悔しい表情を見た「勝者」の脳の反応を、放射線医学総合研究所の研究チームがとらえることに初めて成功した。 脳の前・・・

記事全文

神奈川県川崎市のハート歯科 高橋 璋 院長が疑問に答える インプラントの疑問

(社)日本口腔インプラント学会所属専門医であるハート歯科の高橋 璋 院長がインプラントに関する疑問に答えた。 [質問] ・・・

記事全文

「県認知症疾患医療センター」 7病院 2010年9月1日業務開始 群馬県

群馬大医学部付属病院など県内7病院は2010年9月1日、認知症対策の拠点施設「県認知症疾患医療センター」として業務を開始・・・

記事全文

「美乳は一日にしてならず」 専門医は語る 日本一症例の多い美容外科女医・田中亜希子先生

「美乳は一日にしてならず」を重々承知していても、一日でも早く胸が大きくなりたい! というのが女の性。こうすれば、「胸が・・・

記事全文

【インタビュー】『「温故知新」で、ルーツをたどる旅は続く』田中美千裕氏/医療法人鉄蕉会脳神亀田メディカルセンター脳神経外科部長

専門医局にて連載されている各分野で活躍する医師を訪ねるスペシャルインタビュー。医療法人鉄蕉会脳神亀田メディカルセンター脳・・・

記事全文

新生児へのビタミンK 投与の話題が注目を集める―『専門医.info』週間アクセスランキング(2010/8/22~2010/8/28)

8月22日~8月28日の週間アクセスランキングを発表します。 今週は、日本周産期と生児医学会が、新生児へのビタミンK 投・・・

記事全文

ニュース一覧を見る
  • 専門医局
  • 専門医局
  • 専門医局
  • 専門医局
  • 専門医局

アクセスランキング

アンケート

現在、アンケートは行っていません。

PR

注目のタグ