大日本住友製薬が「アルマール」の名称変更を発表
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[ 2012/01/25 ]
2010年9月7日、日本感染症学会は、帝京大病院で多剤耐性アシネトバクターの院内感染で入院患者9人が死亡した医療事故をうけ、多剤耐性アシネトバクター対策を公表した。
アシネトバクターは、自然界に普通に存在する細菌であり、医療従事者の皮膚からも簡単に分離する。ただし、そのほとんどが多剤耐性を持たない、抗菌薬に感受性を示すアシネトバクターである。
日本感染症学会によると、この細菌の厄介な点は、乾燥した環境でも3週間以上にわたって生存することだ。この特徴が、院内感染を引きこす要因となっていると指摘している。多剤耐性アシネトバクターが分離されることは、国内では稀有な事例であるといえる。その上で、同じ医療施設内で、2症例続けて多剤耐性アシネトバクターが分離された場合には、院内感染の可能性を考える必要があることを警告している。
こうしたことを踏まえ、院内感染対策として床、ドアノブ、カーテンなどの消毒が必要だとしている。通常、アシネトバクターは、抗菌薬が有効である。基本的にはアルコールなど通常の消毒剤が有効であり、人への感染も日和見感染がほとんどであり、健常者への感染はほとんどあり得ないという。
とはいえ、多剤耐性アシネトバクターは感染して発症すると致死率が高く、高齢者など免疫機能が低下している患者には警戒が必要であるとされている。多剤耐性アシネトバクター感染症に対しては基本的には併用療法が実施されることになる。
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